■ヨーガ療法学会に参加して
2016/09/01
4月18日から20日まで宮崎のシーガイヤリゾートで開催された日本ヨーガ療法学会に参加してきました。
一昨年は札幌でヨーガ療法士としての第一歩を印し、昨年は岡山、そして今年は宮崎と、
ヨーガ療法士として三度目の学会でした。
18日は朝9時から夕方6時過ぎまでみっちりと講演が続き、中でもボストンのトラウマセンターを設立した
ヴェッセル・ヴァンデル・コーク先生(ボストン大学医学部精神科教授)の3時間に及ぶ「米国のトラウマ患者に
対する心理療法」の講演は実に興味深かい講演でした。ボストンマラソンで爆発があった2ブロック先にある
センターはすぐに心的ストレスを受けた患者さんの対応にあたったといると話されていました。
講演は休憩を挟み3時間近くに及びました。
「感情をコントロール出来る場所は脳の真ん中、つまりヨーガで言う眉間の奥の第6チャクラに繋がる。
そこは自分のために働き、自分への気付きをもたらす場所。トラウマに取りつかれた人は、この部分が働かなくなる。
強いストレスによりパニックになり、凍結されてしまう。で、ヨーガを通して体にアプローチを促しながら、やがて心への
気づきに導いていく。」
ヨーガは綺麗なポーズを競うものではなく、こころへアプローチをしていくメゾットであることを改めて学んだ
時間でした。体を動かすことで脳を変える。つまり心を変える。
学んだことを日々のレッスンにどのように生かせるか?コーク先生から託されたこれからが私の課題です。
そのほかいっぱい学びましたが、その詳細はレッスンで直接お伝えしますね。 by NINO