■ヨーガ日和No7
あの日からまだ1週間しか経っていないのだ!ということに気づき少し驚いています。
この1週間をとても長く感じて過ごされた方が多かったのではないでしょうか?
この国の人たちほとんど全員がストレス症状を感じているといっても過言ではないくらい、
心塞ぐ日々です。
そんな方へ少しでも心を楽に過ごしていただけたらと思い、「神智学」というユニークな世界から
精神世界の研究をされている神尾学氏のブログにあったお話をご紹介します。
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知り合いの臨床心理士からとても有益な情報をいただいたので、シェアします。
【災害時のメンタルケア】
◆1.今こそ自分自身のメンタルケアを。
今はまだ地震直後であり、だれでもアドレナリンが噴出している時です。
こういう時は何かをしたくてたまらなくなりますが、まずはその自分自身の感覚に意識を向けてみましょう。
細々意識してみることをトラッキングといいます。自分自身に対するサポートを最初にしてください。
私たちが落ち着いているか、不安エネルギーをまき散らしているかによって、様々なことが違ってきます。
◆2. テレビの視聴には気をつけてください。
*特にお子様、感受性の強い老若男女の方々。
身体がだるくなったり、ボーッとしたり、涙が出てきたり、妙な罪悪感が湧いてきたり、
不安状態にある自分に気づいたら、即刻テレビを消すか、必要なニュース速報のみが流れてくる
全く違う番組にしてください。
テレビで繰り返し繰り返し流される悲惨な映像は、非常に強い吸引力を持ちます。
(とかく最近のメディアは人々の不安をあおるのが特徴です)
人によっては催眠にかけられたようにテレビの前から動けなくなる人もいるでしょう。
こうした映像に何度も何度も自分をさらすことは、何の役にも立ちません。
私たちが生きていく為に必要な情報が得られれば、それだけでいいのです!
トラウマの渦の引っ張り込む力はとてもとても強力です。
サンフランシスコ大地震の時は、繰り返されるメディア報道が人々にもたらす
ネガティブなインパクトは甚大だったといいます。
◆3. 今一番に必要なのは、身の安全を確保することです。
避難場所、食べ物、人々が安全かどうかをチェックすることが優先です。
◆4. そして非常時に最も大切なのは、人とのコミュニケーションです。
人を求めるのは、とてもとても自然なことです。
その時の自分の思いを言葉にして、所属するコミュニティでシェアしたり、身近な人に伝えてみてください。
もちろん、手段はメールでも構いません。「メールに書きながら落ち着いてきました。
大丈夫です」とおっしゃる方、多いです。
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今ある命を大切に感謝の思いをいつも忘れずに、心豊かに生きること、
人への思いを、心の絆を大切に、相手をいつも思いやる気持ちを持ち続けること。
それがきっと大きな力になるのではと思います。
参考になれば幸いです。 By 小早川