■ヨーガ日和 No6
今回の東北大震災において、数多くの尊い命が失われたことに、心を痛めながら、
亡くなられた方々のご冥福、魂の開放を願わずにはいられません。
そして同時に今、何か役に立てることがあればと思い、考え、行動の時を待っています。
ささやかですが、義援金に寄付をしたいと思っています。 私ごとですが、いつもゲームやネットに夢中で、
世の中のことに無関心だと思っていた21才の息子が、「僕も何か手伝いたい。何かせんといけん」と言い出し、
「献血に行って来る、お小遣いから寄付する」と行動を始めるなど、大きな意識の変化が訪れています。
人間は地球・宇宙の一員であり、共存して生きている。そんな原点の記憶に気づきの時を与えられ、
忘れていた感覚を教えてもらったのではとも感じています。
この世で起こることはこの宇宙の出来事であり、それはすべて神さまからのメッセージであるのだから、
辛さも悲しみもその全てを受け入れよ、とインドの高僧はおっしゃる事と思います。
教訓に学びながら自分自身の心の方向を正し、心引き締め、今ここにある、ここに存在している今を感謝し、
そして今この私に何が出来るのか、どう考えを深めていったら良いのか、自分に問い続けていこうと思っています。
今はとにかくヨーガの心をお伝えする中で、「命と今と生きる」「自分を知る」という確かな心の方向へと、
魂を磨き輝かせながら、皆さまと共に向かっていきたいと思っています。
合掌 By Sari