■初めてのインド!旅の報告 by HIROKO
2016/09/01
9月23日から10月12日まで「ガンガ・ヒマラヤ巡礼とヨーガリトリート」に出かけてきました。
初めてのインド!本の中でしか知らなかった、ちょっと怖そう(?!)なインド!ガンジス川で沐浴することと、とにかく自分の目で見て感じることを目標に出かけた19日間でした。
出発の成田空港では偶然、日本ヴェーダーンタ協会のスワミ・メダサナンダジ(ココロヨーガスペースにも、サットサンガのご講話に来ていただいていますね!)にお会いし、同じ飛行機でインドに向かいました。
アシュラムでは午前中は早朝からの瞑想に続いてアーサナや呼吸法、講話、午後はガンジス川で沐浴して講話を聞くという、なんとも贅沢な時間を過ごしました。
ちょうどインドでは「ドゥルガー・プージャ」(ドゥルガー女神を祝うお祭)が行われている時期で、読経が聞こえてくる中でのスワミジの講話は、出国前に読んでいた本の内容と重なり、疑問を解く種を与えてもらったようで不思議な符合を感じました。
そして成田で偶然お会いしたスワミ・メダサナンジが再びサプライズでアシュラムを訪ねてきてくださり、現地のラーマクリシュナミッションの施設にご招待して下さいました。
道をいく車のフロントガラスに飾ってあるババジやパラマハンサ・ヨガナンダの写真や、本物のサドゥの歩く姿に「やっぱり本当にいるんだ…」と感激(?)したり。まだまだ書ききれないぐらい一瞬一瞬があまりにも濃密すぎて、どこか夢の中にいるような、そんな気がしていました。
インドでは毎日の生活のそこかしこに人々の祈りを目にしました。私たちもリトリートの間は起床から早朝瞑想、食事、移動など、なにかしらの行いの初めと終わりには句読点を打つように祈りがありました。
そうした日々に、谷川俊太郎さんの有名な詩のひとつ「朝のリレー」が頭に浮かびました。
「この地球では いつもどこかで 朝がはじまっている ぼくらは朝をリレーするのだ 緯度から 緯度へと
そうしていわば交替で地球を守る」 私たちは朝だけでなく、祈りもリレーしているのかもしれません。
今日もインドでは同じように人々が祈っていて、ヒマラヤ山脈の氷河からガンジス川の水の一滴が流れているんですね。そして、スタジオで皆さんと一緒に座って合掌し、それぞれがご自身の内側と静かに向き合うヨーガの時間。私たちも皆さんとスタジオで、この祈りのリレーに参加しているような、そんな気がします。
この旅のすべてに感謝します。 HIROKO