ヨーガ療法学会 in 大宮報告 by NINO
2016/09/08
すっかり報告が遅くなってしまいましたが、先月、4月22日(金)から24日(日)まで、埼玉県の大宮で開催された「循環器疾患とヨーガ療法」と題した第14回ヨーガ療法学会に出席してきました。毎年、年に一度日本各地でヨーガ療法学会が開催され、ヨーガ療法学会認定ヨーガ療法士である私は、毎年必ず学会に参加しています。
今年は特に、今回から開催されることになった分科会の「がんとヨーガ療法」と題した分科会で、昨年4月から「九州がんセンター」で月に2回行っている、がん患者さんへの「ヨーガ教室」の1年間の報告をさせていただきました。20分間という短い時間でしたが、100名近いみなさんを前に、ヨーガ療法ががんの患者さんのQOL(生活の質)を高め、免疫力を高め、腫瘍の増悪を軽減する一助になることを、医学的な臨床結果も紹介しながら報告させていただきました。
最後にこの1年間、ヨーガ教室で出会った286名の患者さんやその家族のみなさんから寄せられた声を紹介しながら、こういった取り組みが、欧米と同様に、全国のがん関連病院や緩和ケァセンターへと広がっていって欲しいと語りながら、胸が熱くなりました。
その時の詳細は、私のブログ「パザパ」をご覧ください。健康な人にはより一層健康で過ごしていただけるように、未病へのヨーガを!そして病気の方には病気になっても病人にならないヨーガの智慧をお伝えしていくことを、これからの自分の人生の使命として、一層身を引き締め、学び、努めていきたいと思っています。
(がんセンターでのヨーガ教室指導風景)